今年も私立入試が迫ってきました。
明日は私立推薦入試、来週には私立一般入試です。
がんばれ、グリーンセミナー生!

当塾の冬期集中学習にて、私立高校過去問をやっているとき、
違う高校で同じ問題を発見しました。

こちらは、平成28年度、中部第一高校の数学過去問です。
ただし、弧ACは円周の15分の1、∠APC=30°とし、∠BODの大きさを求めよ。 一方こちらは、平成31年度、東海学園高校の数学過去問です。
数字まで同じで、こちらも
弧ACは円周の15分の1、∠DPB=30°とし、∠BODの大きさを求めよ。
∠APCが左右逆なのと、求める∠BODが印刷してあるか、自分で書かなければならないか、の違いがあるのみで、問題としては数字まで全く同じ問題です。

入試問題に於ける真似は、悪いことではありません。
それこそ、「三本の平行線と比」の問題など、よくある問題は繰り返し出されますし、系列校が似た問題を出すことはよくあります。

ただし、このようなユニークな問題で同じなのは珍しいですね。
良い問題だからマネたのか、もしくは先生が転勤されて同一人物が出題している可能性もありますね。真実は私も存じ上げませんが。

表題の件に戻りますが、教室でも指導していますように、まず、過去問は志望校の問題を一度ではなく繰り返しやることが必要です。そして、他校の問題もやった方が良いか、と聞かれれば、私は「やらなきゃダメ」とは言いません。が、このように、ズバリ同じ問題が出てしまうこともあるので、「似た偏差値の他校の問題」は、余裕がある人にはやる価値があります。具体的にどこなら似た問題が出るのか、それは教室長の先生までご相談ください。